寒い季節の家飲みを暖かく ホットワインの作り方

寒い季節の家飲みを暖かく ホットワインの作り方2017.03.13 UPDATE

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ホットワインを召しあがったことはありますか?

日本ではまだ馴染みがうすいかもしれませんが、ワイン生産地では、冬の定番飲み物。

寒い季節にピッタリな温かい味わいを、どうぞお試しください。

あなたは「赤派」?「白派」? 冬の定番ホットワイン

ホットワインは、ワインを温めるだけではありません。

フルーツやスパイスを入れて風味を増し、砂糖や蜂蜜で甘味を加えることも。

その味わいはちょっとした工夫で千変万化します。

美味しいうえに身体を温め、風邪の予防にも! 
レシピの工夫でさまざまなバリエーションが

スパイスを効かせて大人の味に
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ワイン生産地では、ホットワインは冬の身近な飲み物です。

普段飲みのワインを温め、フルーツ、スパイス、甘味などを加えて作ります。近年では、あらかじめワインに味付けをしてボトルに詰めた「ホットワイン(グリューワイン)」も売られていますが、本来は家庭によって、さまざまな工夫を凝らして飲まれたものです。

したがって、赤ワインの生産地では、もっぱら赤ワインをベースにホットワインが作られます。

赤ワインベースのホットワインは、スパイスととても相性がよく、しばしばシナモン、クローブ、ハッカクなどが入れられます。意外なマリアージュを見せるのが胡椒や唐辛子。隠し味として入れると、身体を温める効果も。

オレンジやモモを入れ、砂糖や蜂蜜で味を整えれば、風邪の引きはじめに効果的な、美味しいホットワインになります。

リンゴや蜂蜜の味わいが優しいホワイトホットワイン
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ドイツなどの白ワインの産地では、もっぱら白ワインがベースとなります。

ドイツやカナダでは、アイスワインが造られます。アイスワインとは、通常の収穫時期を過ぎてもぶどうを収穫せず、寒波の到来を待って、凍った果実を収穫して造られるワイン。冬の真夜中に畑に出てぶどうを収穫。凍ったまま圧搾すると、氷点の低い糖分のみが滴り落ちます。この純粋に近い糖度の果汁だけを用いて造られる、贅沢なデザートワインが「アイスワイン」です。

この収穫時に、暖をとるために飲まれるのが、白ワインベースのホワイトワイン。凍える身体を温めるには、最良の飲み物です。

ホワイトホットワインは、蜂蜜や砂糖、リンゴやオレンジのジュースで味を整え、生のハーブや果物を加えます。すりおろしたリンゴを入れても、絶品の味わいになります。

ホットワイン作りに適したワインとは?

ホットワインは熱々に温めるため、ベースとなるワインは酸の少なめのものが適しています。

ワインの褒め言葉としてしばしば「したたかな酸がありますね」などといわれますが、ホットワインにはそれが無くてよいわけで、むしろテーブルワインのようなアイテムの方が向いているのです。

おしまいに、個人的なホットワイン作りのコツをご紹介しましょう。

○ 赤ワインをベースに、カシスリキュールを加えると、手軽に極上の味わいのホットワインに。
○ 赤のホットワインに、ほんの数滴醤油を入れると隠し味になる。
○ 白ワインとショウガは、案外相性が良い。
○ 缶詰のモモは、赤にも白にも相性抜群。シロップも加えて。
○ キンカンや柚子の風味も寄り添いやすい。
○ お酒が苦手という人には、紅茶などで割ると喜ばれる。意外に、烏龍茶やプーアル茶も相性が良い。

寒い日は、どうぞ自由な発想でホットワインを!

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  • 髙山 宗東
  • muneharutakayama

ワインコラムニスト・歴史家・考証家・有職点前(中世風茶礼)家元


専門は近世史と有職故実。歴史的観点を踏まえてワインのコラムなどを執筆。

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