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2014/10/04

Column

【和のシーンに寄りそうグラス リーデル・オー】新宿「手打そば大庵」

和のシーンに寄りそうグラスリーデル・オー

新宿「手打そば大庵」

第5回目は、新宿「手打そば大庵」です。

手打そばとワインを結ぶ「リーデル・オー」

2001年、東京・新宿にオープンした「手打そば大庵」。
JR新宿駅より徒歩1分にあり、そば本来の風味を大切にするため、国内産の玄蕎麦を石臼で自家製粉し、手打ち、手こね、手切りにこだわっている店だ。
そば以外にも、紀州備長炭で焼く奈良大和地鶏や新鮮な卵を使った「出汁巻き玉子」「鰊の甘辛煮」をはじめ、「そばがきレンコン」「京湯葉の刺身」など、サイドメニューも豊富。
酒類も充実しており、オーナーでシニアソムリエの資格を持つ安田眞一氏が厳選したワインはもちろん、地酒、焼酎などのラインナップもそばに合う逸品がそろう。安田氏に「リーデル・オー」の魅力を伺った。

「当店では、ワインによってリーデルのグラスを使い分けています。今回、使用したリーデル・オーは、和のテーブルや白木のカウンターにぴったりですね。ステム(脚)がないからこそ、どっしりとした安定感があり、落ち着きを与えます。これなら茶器のように座りもいいし、うっかり倒してしまう心配もありません。そばのように香りも楽しむ料理とワインを美味しく味わっていただくには、デザインも機能も兼ね備えた信頼できるグラスで提供したいですね」

大庵では、香り立つ手打そばとワインのピュアな香りのマリアージュが楽しめると同時に、ワイン好きのオーナーが目指すおもてなしの心が料理からスタッフの応対にまで行き届いている。

デザインのマリアージュ

アンギャル:大好きな和食の中でもTOP3に入るのがそばです。そして、こちらのお店はワインも豊富!さらにワインを提供する際は、必ずリーデルグラスを使っていただいていると聞きました。

安田:はい、グラスはもちろんリーデル!大庵は、そばはもちろん、ゆっくりワインと旬の食材を使った一品料理も楽しんでいただける店です。

アンギャル

アンギャル:和風でモダンなインテリアが素敵ですね。サイドメニューも多いのがうれしいです。私は日ごろから、アトモスフィア、グラスマッチング、サービス、フードマッチングの四つの大切な要素を〝ワインエンジョイメント〞と呼び、ワインの楽しみを広げるために必要だと申し上げています。このお店には、その要素がすべてそろっていますね。

安田:ありがとうございます。ワイングラスにこだわるきっかけは、ある店でグラスワインを注文した時なんです。自分のグラスとボトルで注文したお客さまのグラスの大きさが違っているのを知り、ワインを考えたグラス選びではなく、料金の差がグラスの大きさの差になっているのだなぁ……と。そこで当店では、注文したワインに適したグラスで提供することを心掛けています。

アンギャル:ワインをより美味しく飲むには、そのワインにふさわしいグラスが必要になります。この「リーデル・オー」シリーズは、ステム(脚)のないワイングラスですから、和食店のテーブルやカウンターに置いてもなじみますし、通常のワイングラスの半分のスペースで収納もできて便利です。そして一番のポイントは、ブドウ品種に合わせた香りや味わい、酸味の個性を最大限に引き出すグラスだということですね。

安田:ワイングラスの扱いに慣れていない和食店には、ステムのないリーデル・オーは最適でしょう。白木のカウンターがある寿司屋とか、懐石のお店とか。安定した形とデザインが和のしつらえとぴったりフィットしますね。

アンギャル:ここに2タイプのリーデル・オーを用意したので、実際に試飲して比べてみましょう。まず口径が広い『リーデル・オー オークド・シャルドネ』から。こってりした凝縮感のあるワイン向けで、これから試飲するカリフォルニアのシャルドネにもぴったりです。

安田さん

安田:心地いい樽香がはっきりと感じられますね。ヴァニラのニュアンスも楽しいし、飲み口が広く口中に広がるので、果実のリッチで滑らかな味わいが楽しめました。

アンギャル:もう一つの『リーデル・オー ヴィオニエ/シャルドネ』はいかがでしょう。

安田:こちらはグラスの口がややすぼまっているので、口中への広がりに勢いがなく、ふくよかさが薄くなって印象が変わりますね。ワイングラスの重要性を再確認できました。

アンギャル:ところで、そばは味わいやのど越しも楽しみますが、香りも楽しむものと聞いています。そばを美味しくいただくコツはありますか?

安田:「挽き立て、打ち立て、茹で立て」が一番美味しいと言われています。そうすれば香り高いそばを美味しく味わえますよ。

アンギャル:そばと合わせるワインのポイントは?

安田:そばの香りを楽しめる「田舎せいろ」なら、酸味も柔らかで果実味がある白ワインもいいし、「京鴨せいろ」には赤ワインを合わせてもいいでしょうね。あれこれワインとのマリアージュを探すのもまたワインを楽しむ醍醐味の一つではないでしょうか。

アンギャル:ワインを美味しく楽しむためにもワインをそろえる和食店には、大庵のようにグラス選びにもこだわってほしいですね。本日はありがとうございました。

<リーデル・オー シリーズ>

ビッグ・オー

ワインの香りや味わいを引き出すボウルの機能性は残しつつ、ステムや台座をなくし、自由なスタイルでワインを楽しめるグラスとして、リーデル家11代目マキシミリアン・リーデル氏が2004年に開発した革新的な“ワインタンブラー”。
2014年5月に新たに加わった赤ワイングラスは「ビッグ・オー ピノ・ノワール」「ビッグ・オー カベルネ」「ビッグ・オー シラー」の3種。なかでもオレゴン州のワイン生産者たちと共同開発した形状のピノ・ノワール用は魅力的な果実味を強調し、酸味とのバランスを整え、和食店などのテーブルウエアとも調和します。

安田 眞一さんプロフィール

ゲスト
安田 眞一さんShin-ichi YASUDA

手打そば「大庵」主人。大安商事㈱、安与商事㈱代表取締役で、郷土料理「くらわんか」、新宿 京懐石「柿傳」、柿傳ギャラリーなどを展開。
社団法人国際観光日本レストラン協会副会長、新宿東口商店街振興組合理事長も務め、経営以外での世話役としても活躍している。ワインへの造詣も深く、食文化にも詳しい。

ワイン王国

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この記事は2014年10月4日(土)発売「ワイン王国 No.83」に連載されました。
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ワイン王国 PDF(712.2KB)

  • Wolfgang AngyalWolfgang Angyal
  • リーデル・ジャパン代表取締役社長/リーデル社認定シニア・ワイングラス・エデュケイター

1965年オーストリアのチロル地方、クフシュタイン生まれ。 ホテルのサービスマンをしていた1985年、大阪で開催された第28回「技能五輪国際大会(World Skills Competition)」のレストランサービス部門に、オーストリア代表として参加。金メダルを受賞する。その後1年間、「辻学園 日本調理師専門学校」等で教授を務めるうち、日本の風土に惚れ込み移住を決意。オーストリアと日本をつなぐアイテムとしてリーデルグラスを選び、1989年よりその有用性を広める活動に専念する。2000年「リーデル・ジャパン」(現RSN Japan株式会社)代表取締役社長に就任。グラスとワインの密接なる関係を、最初に日本人に認識させた人物として知られている。
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