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2014/08/20

Column

カゴメ渾身の新作トマトジュースは、ワイングラスでその真価を発揮する

夏の野菜といえば・・・

冷やして生のままかぶりつくのもよし、薄くスライスしてマヨネーズで食べるのもよし、冷製、温製問わずにパスタにすれば美味しくない訳はない。
ミネストローネもラタトゥイユも、夏の疲れを吹き飛ばしてくれそうな旨味と酸味と、鮮やかな赤い色合いをもたらしてくれる真っ赤なトマト。太陽の恵みをたっぷりと浴びて育ったトマトはリコピンを豊富に含みます。リコピンのもつ高い抗酸化作用は、健康効果、美白効果の面でとても注目されています。トマトは、猛暑日、熱帯夜の続く今の季節だからこそ食べておきたい野菜のひとつかもしれません。

気軽にトマトをとるには

いろいろな料理方法、食べ方で楽しむことができるトマトですが、日常生活で最も簡単にトマトを口にするには「トマトジュース」が思い浮かびます。最近はいろいろなフルーツとのブレンドで飲みやすい野菜ジュースが増えましたが、トマトそのものの栄養を採るには「トマトジュース」が最もピュアなのはもちろんのこと、なのですが・・・

トマトは好きだけど、トマトジュースは苦手・・・

「居酒屋で先ず注文するのは冷やしトマト。でもトマトジュースは苦手・・・」そういうひと、意外に結構いらっしゃるんですよね。トマトとトマトジュースは似て非なるものなのかもしれません。
なぜトマトジュースが苦手なのかを聞くと「酸っぱい」とか「どろっとした質感が苦手」という声をよく聞きます。夏バテ気味の身体に、そして強い日差しが気になるこの時期に、積極的に吸収したいトマトのリコピン。トマトジュースが苦手だともったいないですよね。

従来のイメージを覆す、さらっと甘い、全く新しいトマトジュース

そんな従来のイメージを覆す、とれたてのトマトの爽やかさそのままにジュースにした季節限定のこだわりトマトジュース「カゴメトマトジュース プレミアム」が8月5日(火)に発売になりました。
幸運にも、一足早く、その試作品を飲むことができるという幸運に恵まれました。カゴメさんから、この「カゴメトマトジュース プレミアム」にはどんなグラスがマッチするのか・・・というお話しが舞い込んできたのです。

色調が全く違う! 衝撃のさらっとしたテクスチャーとフレッシュな甘さ

実際に、試作品を複数の代表的なグラス形状で飲み比べてみることになりました。場所は青山オフィスに併設するテイスティングルーム。まだペットボトルにも詰めていない試作品は、銀色のレトルトパックに詰められて那須の研究所から持ち込まれました。

よく冷やされたパックの封を切ってグラスに注ぎます。それは、ぼくが見慣れたオレンジ色の強い赤みのある、あのトマトジュースの色合いではなく、初めて見る「ピンクがかった透明感のある赤色」だったのです。

グラス形状で香りも味わいも、そして質感もかわった!

驚きだったのは、グラスの形状によって香りや味わいが変わるだけではなく、トマトジュースの質感も変わったことです。リーデルのグラステイスティング・セミナーでおなじみのプラスチックカップで飲むと、より酸味が際立ち、どうしても若干どろっとした質感になるのですが、いくつかのグラスでは、まさに「とれたてのトマトを搾ったジュース」を飲んでいるかのように、その質感はサラッとしていて、なおかつフレッシュなトマトの甘みを十分に楽しむことができたのです。

期間限定、数量限定の特別なトマトジュースの魅力を、このワイングラスで

すでにカゴメさんのHPをご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。
この「カゴメトマトジュース プレミアム」の特製を最も感じられるグラスとしてカゴメさんが選ばれたのが <ヴィノム シリーズ> ラインガウ(#6416/1)でした。

実際にこのラインガウ・グラスで飲むと、すぼまりがそれほど強くない形状なので、香り全体としては穏やかになる分、フルーティな甘さのある香りとともに、トマト特有の爽やかなグリーンノートも適度に感じられます。

特徴的なフレアした飲み口によって、ジュースが先ず舌先に導かれ、舌上であまり広がりきることなくのどの奥へと消えてゆく。これが、紙パックのストローで飲む印象との大きな違いを生み出します。

とれたてのトマトをそのまま搾ったジュースを思わせるフルーティな甘みを印象に残しながら、心地よい酸味が浮かび上がります。

「(従来のトマトジュースとは)全くちがう」
・・・これが「カゴメトマトジュース プレミアム」に僕がいちばん強く感じた印象です。

トマト7,500種の遺伝資源を保有

カゴメさんでは7,500品種にもおよぶトマトの遺伝資源を保有していて、これは世界に存在するトマトのヴァラエティの約80%にも相当するという、まさに世界に誇るトマトのオーソリティ的な存在の会社なのです。
そのカゴメさんが、最高のトマトを生み出す土にこだわり、品種にこだわり、製法にこだわって作り上げた、極限にまでフレッシュなトマトの風合いを楽しめる「カゴメトマトジュース プレミアム」。

今回はトマトジュースそのものだけではなく、「カゴメトマトジュース プレミアム」だからこそ実現できたこだわりを、より明確に感じられる「飲み方」にまでこだわって、カゴメさんは「ワイングラスで飲む」という形にたどり着かれたんだと思います。

そのこだわりやグラス選定の過程を短くまとめた映像が、カゴメさんのホームページにアップされています。僕も出演させて頂きました。

撮影そのものにいたるまでには、ストーリー構成、撮影場所選び。そして撮影現場には、監督をはじめ、撮影、照明、音響など、その未知のエキスパートが総勢30名程。

僕も初めて撮影前のメイクアップを施されました。ひげ剃りあとが目立たなくなってよかった(笑)
監督のイメージにあう映像が撮れるまで、何テイクも撮影を重ねるそんなプロの現場。カゴメさんのトマト造りにも共通する部分だなと感じました。

さすがにプロが撮影・編集した画像は素敵です。画像のテクスチャーが違います。是非ご覧ください。

厳しさを増す夏真っさかりな今日この頃、トマトジュースが苦手な人も大好きな人も、<ヴィノム> ラインガウ(#6416/1)で、この「全く新しい、極限にまでフレッシュなトマトジュース」を楽しんでみませんか。

「カゴメトマトジュース プレミアム」の詳細はカゴメさんのホームページをご覧ください。
「カゴメトマトジュースプレミアム」ブランドサイト
http://www.kagome.co.jp/tomatojuice/premium/

  • 庄司 大輔Daisuke Shoji
  • (社)日本ソムリエ協会公認ソムリエ/リーデル社 ワイングラス・エデュケイター

1971年神奈川県生まれ。明治大学文学部文学科卒業、専攻は演劇学。 塾講師、レストラン勤務などを経て、1998年(社)日本ソムリエ協会公認ソムリエ呼称資格取得。1999年にボルドー地方サンテミリオンの「シャトー・トロットヴィエイユ」で学ぶ。2001年リーデル・ジャパン入社、日本人初の「リーデル社グラス・エデュケイター」となる。リーデルグラスとワインの深いつながりやその機能を、グラス・テイスティングを通して広く伝えるため、文字通り東奔西走している。
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