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2020/11/12

EventColumn

【ワイナリーへ行ってみよう Vol.3】11月22日(日)椀子ワイナリーから配信の特別セミナー。見どころはココ!あなたはカレールーを混ぜる派?それとも混ぜない派?

今回のブログでは、11月22日(日)に椀子ワイナリーから直接配信予定の、リーデルオンラインセミナー特別編の見所をご紹介します。

セミナーで試飲予定のワインについて、ゲスト出演の椀子ワイナリー長の小林弘憲さんに、庄司がどの様な質問をしようとしているのか、などの直前情報です。

セミナーへの参加を迷っている、という方にとっては「お、こんなことを庄司は質問するのか」とか、すでに参加予定の方からは「いやいや、小林さんに聞くならこのポイントでしょ」などのご意見をいただければ嬉しいです。

カレーのルーは、混ぜる派? 混ぜない派?

さて、皆さんはご家庭でカレーを作るとき、カレールーを複数混ぜる派ですか? それとも混ぜない派ですか?

「混ぜる派」としては、複数のメーカーのルーを混ぜることで、より一層複雑で奥行きのある味わいになる、という意見が主流のようです。一方で「試行錯誤の中から、各メーカーが絶妙なバランスで調合し完成した風味が、種類の異なるルーを混ぜることで崩れてしまう」という「混ぜない派」の意見にも、大きく頷けるところがあります。

子供の頃から食べ続けているカレーという国民食だけに、どんなカレーが好きかというカレーの好みもまた千差万別。「ジャワ」で育ってきた人と「バーモント」を食べ続けてきた人では、「カレー」に求める味わいは違って当然です。

この「我が家のカレー」につきまとう「混ぜる派」と「混ぜない派」の存在。

この構図、ワインにおける「単一品種」論争に通じるものがありますね。

さて、皆さんはブレンド派? それとも単一品種派? どちらでしょうか? 今回のセミナーでは、椀子ワイナリーのフラッグシップである「椀子オムニス(ブレンド)」と「椀子メルロー(単一)」での飲み比べから、それぞれのワインの本質を、小林さんにお伺いしたいと思っています。

日本ではどちらが優勢?「ブルゴーニュ(単一品種)派」と「ボルドー(ブレンド)派」

米大統領選も終わり(?)ましたが、日本では、どちらかといえば「単一品種派」が優勢のように感じます。

有名なところでは、「ボルドー派」と「ブルゴーニュ派」ですね。「複数品種をブレンドするボルドー」と「ピノ・ノワール単一のブルゴーニュ」。さてさて、どちらに軍配があがるのか、これは永遠のテーマかもしれません。

俳句や枯山水にも通じる「限られた文字数やスペースという枠の中で、対象となる全てを表現する感性を極限まで研ぎ澄ます」という文化に見られるように、「生一本」「混じり気のないこと」に大きな価値を見出しやすいのも、日本人らしいところでしょう。実際、庄司の周りでは「ブルゴーニュ好き」がちょっと優勢のような。。。

「単一品種」への価値観は、もしかしたら諸外国と比べても、ここ日本では比較的高い方ではないかという気がします。

今回の特別セミナーでは「店舗でのご参加の方のみ」の試飲となりますが、「椀子ワイナリー全体のテロワールを赤ワインで表現する」という「椀子オムニス」。

そして、2016年ビンテージでは、カベルネ・フランの38%とほぼ同程度の37%使用されている「メルロ(セミナー内での試飲は2017)」を飲み比べることで、ワイナリー長の小林さんから、「単一品種」と「複数ブレンド」について、造り手の立場からの考えや、それぞれのワインや品種とその、テロワールについてお話を伺いたいと思っています。

カベルネ・フラン(38%)、メルロ(37%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(19%)というブレンド比率から考える「椀子オムニス」というワインについて

「椀子オムニス」では、「カベルネ・フラン」が38%使用され、わずか1%ですが、メルローの使用比率を上回っています。カベルネ・フラン好きの庄司としては、この点も「椀子オムニス」の魅力のひとつです。そして、いつか「椀子カベルネ・フラン」が造られることを楽しみにしていますが、今回小林さんには、この辺り伺ってみたいですね。

・なぜ、この比率だったのか

・今後のヴィンヤード、各品種の生育状態によって、このブレンド比率はどう変わって行くのか

・「オムニス」の風味の中で、それぞれのブドウ品種が、どのような役割を担っているのか

・また、目指す比率のイメージはあるのか、ないのか

ブレンドの「オムニス、そして」単一品種の「椀子メルロー」と飲み比べることで、何が見えてくるのか、今から楽しみです。

特に、ヨーロッパなどのワイン産地に比べれば、決して、恵まれた天候ではない日本でのワインづくりにおいて、「複数品種ブレンド」がなしうる役割というのは、大きな意味を持っているのではないかと思います。

この辺り、ぜひ小林さんにもお伺いしてみたいですね。

ゲオルグ・リーデルも驚いた完成度の「北信シャルドネ」

今から17年前。10代目のゲオルグ・リーデルが来日し、初めて、日本ワインを使用した本格的なグラス・テイスティングを行うことになりました。そこで、庄司がセレクトしたシャルドネワインが「北信シャルドネ」でした。

この白ワイン用グラスとしては大きすぎるかのような、このグラスで存分のそのパフォーマンスを発揮してもらえるシャルドネとして、真っ先に思い浮かんだのが、この「北信シャルドネ」です。

果実味の厚み、柔らかくエレガントな酸味、そしてトロピカルフルーツ、バニラ、アーモンド様の香りに、上品な樽の香りがまとわり、「オーク・ドシャルドネ」グラスから、優しく立ち上がる。。。

ゲオルグも「日本にも素晴らしいシャルドネがあるね」と驚いていました。

今回は、さらに現代のワインづくりのトレンドを反映した <パフォーマンス> シャルドネ・グラスで、「椀子シャルドネ」が、どのように私たちを楽しませてくれるのか。

ここも注目したいポイントですね。

椀子ワイナリーの「強粘土」土壌と「椀子シャルドネ」、そして「北信シャルドネ リヴァリス 左岸と右岸」

現在は、シャトー・メルシャンのアイコンシリーズとして、さらにテロワールが千曲川の両岸で分化され「北信シャルドネ リヴァリス 左岸」と「北信シャルドネ リヴァリス 右岸」として2アイテムがラインナップされています。

特に礫を多く含む「右岸」に比べて、「左岸」では粘土質が多く見られるとのこと。

庄司個人的には、「椀子シャルドネ」と「北信シャルドネ」に、どの様な違いを感じているのか、ぜひ小林さんには伺いたいと思っています。

事前のワイナリー訪問時には、「椀子シャルドネ」の特性を語る上で、「強粘土土壌」と「風」の影響とは別に、椀子ワイナリーの「構造的な要素」も大きいんです、と小林さんのコメントが。

勝沼、桔梗が原とは異なる、椀子ワイナリーならではの特性とは?

まもなく締め切りです!「11月22日(日)オンライン特別セミナーfrom 椀子ワイナリー」

いかがでしょうか?

時間の関係で、この記事で挙げた全ての質問を小林さんに伺えるか不安も残りますが、今庄司が「椀子ワイナリー」について、そして今回試飲するワインについて、小林ワイナリー長にお伺いしたいことはまだまだ沢山あります。ご興味をお持ちいただけたら、ぜひセミナーにご参加頂き、小林さんのコメントを伺いながら一緒にワインを試飲いたしましょう!

  • 庄司 大輔Daisuke Shoji
  • (社)日本ソムリエ協会公認ソムリエ/リーデル社 ワイングラス・エデュケイター

1971年神奈川県生まれ。明治大学文学部文学科卒業、専攻は演劇学。 学習塾、レストラン勤務などを経て、1998年(社)日本ソムリエ協会公認ソムリエ呼称資格取得。1999年にボルドー地方サンテミリオンの「シャトー・トロットヴィエイユ」で学ぶ。2000年リーデル・ジャパン入社、日本人初の「リーデル社グラスエデュケイター」となる。リーデルグラスとワインの深いつながりやその機能を、グラス・テイスティングを通して広く伝えるため、文字通り東奔西走している。
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