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2013/04/21

How to

ワイン(コルク栓)の開け方。ソムリエナイフでスタイリッシュに抜栓しよう!

コツさえ掴めばソムリエナイフは簡単!

今日は、扱いが難しいと思われがちな、ソムリエナイフの使い方のコツをお伝えします。
コツさえ掴めば、誰でも簡単に、そしてスマートに抜栓できるようになりますよ!

まずは道具から?

僕が愛用しているソムリエナイフは、フランスの『シャトー・ラギオール』。
10年近く愛用していますがまだまだ現役。値は張りますが、一生もののソムリエナイフです。

リーズナブルなナイフでもきちんと抜栓できますが、良い道具を使うと気持ちも引き締まり上達も早い!かもしれません。

①キャップを剥がす時は、ボトルを固定したままがスマート!

ボトルの首(出っ張りの下の部分)にソムリエナイフの刃を当て、まずは半周、切れ込みをいれます。
ワインの澱が舞わないように、ボトルは固定したままが基本です。

半周分の切れ込みを入れたら、ソムリエナイフを持ちかえ、もう半周切れ込みを入れます。

一周切れこみが入ったら、下から上に向かって縦方向に切れ込みを入れ、刃先で切り取った上部を切り離します。

②スクリューは中心に!垂直に!

ポイントは『コルクの中心』に差し込むこと。スクリューを寝かした状態から差し込み、中心に刺さったらナイフを垂直に起こすと簡単に中心に差し込めます。

あとは、流れに任せゆっくりとスクリューを回していきます。
中心に差し込んだ状態で回していくと、スクリュー全体は中心からややズレているように感じますが、それでOK。スクリューを入れ過ぎると、コルクを突き抜け、コルク片がワインに落ちてしまうので注意しましょう。

③テコの原理を使って奥に押し出すように抜栓

フックをボトルの口に引っかけ、フックが外れないように軽く抑えながら、レバーを持ち上げます。
『手前から奥に押し出す』感覚で素早くレバー持ち上げるのがコツ。
テコの原理を使えば、女性でも簡単に抜栓できます。

④最後は手でゆっくりと

ここまできたら後は簡単。残りの部分をゆっくりと手で抜いていきます。
古いワインはコルクがもろくなっていることもあるので、優しく引き抜きましょう。

ポイントを抑えて、抜栓する機会を増やせば、メキメキ上達しますよ。
どんなオープナーよりもスタイリッシュにコルクを抜くには、やっぱりソムリエナイフが一番ですよね!

  • 吉井 大介Daisuke Yoshii
  • (社)日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザ ー/リーデル社認定ワイングラス・エデュケイター

1975年神奈川県藤沢生まれ。学生時代に酒販店でアルバイトをし、酒類全般の販売を経験。「ワインを一生の仕事にする」と心に決め、東京広尾の酒販店に就職。2000年に(社)日本ソムリエ協会ワインアドバイザー資格取得。2001年リーデル・ジャパン入社。日本初のリーデル直営店「リ ーデル青山本店」オープン当初からテイスティングスタッフとして勤務。2005年、日本人として2人目の「リーデル社グラスエデュケイター」となる。 現在は、ワインスクールや出張セミナーの講師として全国を飛び回り、「YOSSY(ヨッシー)さん」の愛称で多くのセミナー参加者から親しまれている。
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