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2014/03/26

How to

開けたワインを1週間も美味しく保存できる、意外な方法

「一度栓を抜いたワインは、その日のうちに飲みきらなくてはいけない?」

答えはNOです。

正しく保存し『酸化を抑える』ことで、数日〜1週間程度は美味しく飲むことができます。
ご家庭で簡単にできる、おすすめの保存方法を3つご紹介します。
共通するのは、劣化の大敵『酸素』からワインを守ることです。

(1)『ポンプ』で酸素を追い出す

ボトル内の空気を専用のポンプで吸い出すことで、真空状態をつくりだし酸化の大敵『酸素』を追い出す方法です。

手動タイプが一般的ですが、最近では電動のタイプもあります。
2,000円くらいから手に入り、手軽でコストパフォーマンスに優れた方法です。
他の方法と比較すると、酸化までのスピードがやや早いのが難点です。

(2)『ガス』でワインの液面に蓋をする

酸素より比重の重いガス(窒素、二酸化炭素など)をボトル内に注入することで、ガスが蓋となり、酸素がワイン液面に触れるのを防ぐことができます。

スプレーするだけで、力も必要なく、女性におすすめの方法です。
ワイン専用の無臭ガスが1本1,500円〜2,000円程度で販売されています。

(3)『小瓶』に移して酸素を追い出す

個人的に一番おすすめなのがこの方法!
ハーフのワインボトルやペットボトルを洗ってとっておき、ワインが残りそうだな、という時は栓を抜いてすぐに、これらの小瓶に移します。
コツはワインが小瓶いっぱいになるまで注ぐこと。

ワインが小瓶を満たし、空気が入る部分がほとんどなくなるので、3つの方法の中でも特に劣化を抑えられる方法です。

意外と知らない人が多いのですが、無料かつエコで、ワインにも優しい方法です。
ワインのハーフボトルならスクリューキャップ式がおすすめですよ。

準備ができたら冷蔵庫へ

「えっ!?冷蔵庫はワインの保存に向かないと聞いたのですが?」

それは、ワインの熟成を目的に長い時間をかけて保存する時のお話し。
長期間にわたる振動や光による、不健全な劣化を避けたい場合です。

短期間での劣化を抑えるには、ある程度の振動や光があっても冷蔵庫のように温度の低い場所に保存するのがおすすめです。

ポイントはボトルを立てて置くこと。
ボトルを横にするとワインの液面が広くなり、瓶内に僅かに残った空気との接触面積が増えてしまいます。

「ワインは横に倒して、販売や熟成されていますよね?」

これもワインの熟成を期待し、長期間の保存をさせる場合のお話し。
コルクが乾燥しないように、横にしてワインの液面をコルクに触れさせているのです。
短期間の保存であれば、立てた状態で問題ありません。

どのぐらい保存ができるの?

小瓶の方法であれば、1週間程度「美味しい状態」で保存ができます。
ガスの方法で3〜4日、ポンプ式で2〜3日が目安です。

もちろんタイプによって様々で、ボルドーやニューワールドのカベルネなど、フルボディで若い赤ワインは、開けて2~3日目が一番美味しい、なんてことはよくある話しですよね。

残ったワインを上手に保管して、香りや味わいをじっくり堪能しましょう!

  • 吉井 大介Daisuke Yoshii
  • (社)日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザ ー/リーデル社認定ワイングラス・エデュケイター

1975年神奈川県藤沢生まれ。学生時代に酒販店でアルバイトをし、酒類全般の販売を経験。「ワインを一生の仕事にする」と心に決め、東京広尾の酒販店に就職。2000年に(社)日本ソムリエ協会ワインアドバイザー資格取得。2001年リーデル・ジャパン入社。日本初のリーデル直営店「リ ーデル青山本店」オープン当初からテイスティングスタッフとして勤務。2005年、日本人として2人目の「リーデル社グラスエデュケイター」となる。 現在は、ワインスクールや出張セミナーの講師として全国を飛び回り、「YOSSY(ヨッシー)さん」の愛称で多くのセミナー参加者から親しまれている。
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