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2019/11/26

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日本のテーブルコーディネートに溶け込む<弥栄 シリーズ>

「和」をコンセプトとしたグラス

リーデルの<弥栄(いやさか)  シリーズ>は、従来のワイングラスよりステム(脚)が短く、背丈は低め。これは、「ワインポテンシャルを最大限に引き出すボウルの機能はそのままに、西洋のテーブルコーディネートとは一線を画す和食独特の美しく、繊細な世界観を壊さず、そっと寄り添うかたち」を具現したもの。

シリーズ名は、共に栄えることを意味する日本の古語「弥栄」から名付けられた。繁栄や成功を祈る「万歳」の意味も併せ持つ、おめでたい言葉である。

実際にサービスの場において、<弥栄 シリーズ>はどのような力を発揮するのかを、気鋭のフレンチレストラン「ティエリー・マルクス」のシェフソムリエ谷川雄作氏と、リーデル・ジャパン代表のウォルフガング・アンギャルが語り合った。

和食のシーンにも溶け込むエレガンス

アンギャル 「ティエリー・マルクス サロン」では、リーデルのグラスを使ってくださっていますね。

谷川氏(以下敬称略) はい、ヴェリタスシリーズを使っています。グラスウェアが非常に美しく、耐久性があって、シルエットもエレガント。ヴァリューのあるグラスで、私たちのサービスには欠かせないツールとなっています。ただ、日本の一般的なレストランでは、背が低く、収納しやすいグラスを好む傾向があるかもしれませんね。

アンギャル そういった要望にお応えするために生まれたのが<弥栄 シリーズ>です。このシリーズについて、どのような感想を持たれましたか?

谷川 背丈が低く台座が大きい構造は、重心が下にあるので安定感があり、安全性が高いですね。サービスをする私たちも、またお客様にとっても安心感があります。また、短くてもバランスの良いステムがあることが、大きな特徴だと思います。ステムが全くないと、特別なお食事の場ではカジュアルすぎてやはりさびしい。

このグラスなら、さまざまに趣向をこらした高級な和食器とも馴染みますし、小さめな和のテーブルにもナチュラルに溶け込む。お料理とのペアリングでたくさんのグラスが並んでも、威圧感がありません。また、収納しやすいことも、レストランでは大きな魅力になります。

 

限られたスペースを活かす汎用性の高さ

アンギャル 収納スペースが限られるレストランからのご要望にお応えするため、グラス形状も3種類に絞りました。実際お使いになって、いかがでしたか?

谷川 とても使い勝手が良いです。ライト・スキンド・レッドワイン用グラスはピノ・ノワールやロゼ・シャンパーニュのポテンシャルを見事に開かせてくれる。ミディアム・スキンド・レッドワイン用グラスは、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニョン、シラーなどの赤ワインから、コクのある白ワインまでカバーできる汎用性の高さが魅力です。そして、アロマティック・ホワイト/シャンパーニュ用グラスはフレッシュで活き活きとした白ワインやスパークリング・ワインには最適。ワインの合わせ方も明解で、初心者でも扱いやすいですから、サービスの向上にもつながりますね。

アンギャル それぞれのグラスが、食事のシーンにおいてそれぞれの役割を果たしているようで、安心しました。

谷川 カジュアルなレストランであれば、ミディアム・スキンド・レッドワイン用グラスアロマティック・ホワイト/シャンパーニュ用グラスの2種類を揃えておけば、ほとんどのワインが充分カバーできるでしょう。少ないグラスで幅広く対応できることも、収納の利点ですね。

アンギャル さまざまな業態の飲食店で使っていただきたいです。

谷川 ひっくり返すリスクの少ないグラスですから、「ティエリー・マルクス ダイニング」でも、是非使ってみたいと思いました。

アンギャル それはうれしいです!では、益々の発展を願って乾杯しましょう。

谷川・アンギャル いやさか!

「ティエリー・マルクス」

住所:東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 7F

URL: https://www.thierrymarx.jp/

「すべてはお客様の笑顔があふれる一皿のために」をモットーに、銀座においてサロンとダイニングを展開。料理、ワイン、そしてサービスに至るまで、フランス料理に古くから受け継がれてきた伝統を守りつつ、新たな挑戦による革新を加えるティエリー・マルクス独自の世界観が徹底されている。

谷川雄作氏

ZURRIOLA シェフソムリエ(銀座・ミシュラン星二つ)を経て、2016年9月よりレストランTHIERRY MARX&Bistro Marx シェフソムリエに。一般社団法人ソムリエ協会主催第2回ソムリエスカラシップ優秀賞受賞。Wines of Portugal Japanese Sommelier of the Year2016全国大会セミファイナリスト。常に「オートクチュールのサービスを」と心がける実力派。

  • Wolfgang AngyalWolfgang Angyal
  • リーデル・ジャパン代表取締役社長/リーデル社認定シニア・ワイングラス・エデュケイター

1965年オーストリアのチロル地方、クフシュタイン生まれ。 ホテルのサービスマンをしていた1985年、大阪で開催された第28回「技能五輪国際大会(World Skills Competition)」のレストランサービス部門に、オーストリア代表として参加。金メダルを受賞する。その後1年間、「辻学園 日本調理師専門学校」等で教授を務めるうち、日本の風土に惚れ込み移住を決意。オーストリアと日本をつなぐアイテムとしてリーデルグラスを選び、1989年よりその有用性を広める活動に専念する。2000年「リーデル・ジャパン」(現RSN Japan株式会社)代表取締役社長に就任。グラスとワインの密接なる関係を、最初に日本人に認識させた人物として知られている。
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