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2019/01/16

Wine

ニュージーランドのワイナリーは美しかった【中編】

ニュージーランドのワイナリー巡りの中編です。

ニュージーランド最高峰のワイナリー、クラギー・レンジ

ニュージーランド最高峰のワイナリーと称される、クラギー・レンジを訪れました。「マスター・オブ・ワイン」の資格を持つスティーブ・スミス氏が、畑と醸造の総責任者を務めているワイナリーです。

単一畑にこだわり、ぶどうの品種に合わせて最適な土地を、ニュージーランド各地に探し、それぞれの畑で気候にあった単一品種を栽培しています。マーティンボローでは、ピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブラン、ホークス・ベイではカベルネなどのボルドー品種を栽培しています。科学的なアプローチも行い、データベース管理を取り入れたぶどう作りを行なっているのが特徴です。

フラッグシップワインの一つ、ピノノワール AROHA。アロハとはマオリの言葉で「Love」を意味し、太古に袂を分けたハワイのマオリへの敬愛も表している名前です。

香り、味わい共に深みがあり、タンニンもなめらかで、高い酸がありながらシャープさを感じさせません。芳醇な樽熟成の風味とハーブのフレーヴァーが、根底にあるダークフルーツの微かな甘みと調和することで複雑味を増しています。

ソーヴィニヨン・ブランも素晴らしかったです

 

 マンガパパ ホテルでハイティーとワインを楽しむ

ワイナリー巡りの後は、ホテルでのリラックスタイムです。
こちらは、北島最大級のワイナリー地区ホークスベイのハスティングにあるラグジュアリーホテル『マンガパパ(Mangapapa)』。

美しいニュージーランドの自然に囲まれて、心からリラックスをして楽しむハイティーは格別です。

メルローとシラー、カベルネ・ソーヴィニヨンブレンドで造られたロゼワインをハイティーと合わせて楽しみました。長旅の疲れも癒やされます。

>>ニュージーランドのワイナリーは美しかった【前編】

  • 白水 健Ken Shiramizu
  • (社)日本ソムリエ協会公認ワインアドバイザー/リーデル社認定ワイングラス・エデュケイター

1980年東京都生まれ。学生時代にビストロでのアルバイトを通じてワインに魅了され、ソノマのワイナリーを巡りブドウの収穫を手伝うほどワインにのめり込む。大学卒業後、ワインショップに入社。店舗でリーデルグラスも販売していたことがきっかけでリーデル・グラス・テイスティング・セミナーを受け、開眼。グラス・エデュケイターを目指し、2003年にリーデル・ジャパンに転職。リーデル渋谷店店長を務めた後、2005年(社)日本ソムリエ協会ワインアドバイザー資格取得。リーデル・ジャパン本社へ異動と同時に日本人で第3番目の「リーデル社グラスエデュケイター」となる。これまで飲み溜めたワインの話と共に、ライブ感溢れる語り口で聞き手を魅了している。
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