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2017/01/05

Column

通はもちろん、ワイン初心者こそ楽しめる!リーデルのグラステイスティング・セミナーとは?

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「グラスによって、ワインの味わいは大きく変わります」——というと、「本当かな?」と思われる方も少なくないでしょう。その劇的な違いを体験いただける絶好の機会が、リーデルの“グラステイスティング・セミナー”です。

ワインを美味しく感じない……それは、合わないグラスを使っているせいかもしれません

渋すぎる赤ワイン、酸っぱすぎる白ワイン−−せっかく開けたワインが、期待したような味わいでないと、がっかりしてしまいます。しかしそれは、ワインが悪いのではなく、「相性の悪いグラスを使っているせい」かもしれません。

ワインとグラスには相性があります。相性の良いグラスを用いればワインはその実力を存分に発揮しますが、反対に相性の悪いグラスを用いると渋味や酸味が悪く目立ってしまうこともあるのです。

ワインとグラスの相性が解る! グラステイスティング・セミナー

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世界に先駆けて「ワインとグラスの相性」を研究したリーデル

リーデルは、グラスのかたちによって、ワインの味わいが大きく変化することにいち早く着目し、世界に先駆けて、ぶどう品種やワインのスタイルごとに適したグラスを開発したブランドです。

リーデルのグラスは決して「ワインを美味しくするグラス」ではありません。あくまでも、「造り手がイメージしたままに、正しくワインが味わえるグラス」です。このフィロソフィーを多くのワインファンにお伝えしたい、と生み出されたカリキュラムが、“グラステイスティング・セミナー”なのです。

“グラステイスティング・セミナー”の内容は?

グラステイスティング・セミナーでは、実際にワインを飲みながら、リーデルのグラスを使用していただきます。所要時間は1時間ほどですが、受講されたほとんどの方は「グラスとの相性で、ワインの味わいはこんなに違うものなの?!」と驚かれます。

たとえば「ベーシックコース」では、爽やかですっきりとした白ワインに最適なリースリング用グラス、果実味と柔らかな酸味をもつ白ワインにおすすめのオークド・シャルドネ用グラス、綺麗な酸味と穏やかな渋味のある複雑な香りの赤ワインに適したピノ・ノワール用グラス、しっかりした渋味のあるフルボディタイプのワインに適したカベルネ・ソーヴィニヨン用グラスの4種類を用いてワインをテイスティング。「なぜ、グラスを変えるとワインの香りや味わいが変わってしまうのか?」という理由と、正しいグラス選びをレクチャーします。

コース1は参加費4860円で、4320円相当のグラスをひとつお持ち帰りいただけます。コース2は、同じ内容で参加費12960円ですが、使用した4種すべてのグラス(17280円相当)がお持ち帰りいただけます。他にも、シャンパーニュコースやクラフトビールコースなど、多彩なコースのご用意があります。

また、グラステイスティング・セミナーでは、ワイングラスのお手入れ方法や、基本的なワインの品種特性などについてもお話ししますので、ワインの基礎知識を学ぶ機会としてうってつけ。ワインに詳しい方はもちろんですが、むしろ「ワインをよく知らない」という初心者の方こそ、楽しんでいただけるセミナーです。

“グラステイスティング・セミナー”を受講するには?
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グラステイスティング・セミナーは、リーデルの青山本店伊勢丹新宿店名古屋店、そしてワインショップ・エノテカ丸の内店にて、ほとんど毎日開催されていて、おひとり様からご予約可能です。

ワインの世界をより楽しむために、一度は開いていただきたい扉です

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AのワインをBのグラスで飲むと、素晴らしい味香が花ひらくのに、同じワインをCのグラスに入れると、素晴らしい個性が全く感じられず、かえってネガティヴな味や香りが際立ってしまう……まるでマジックを見ているようですが、これは決して魔法ではありません。

ぶどう品種やワインのスタイルに合わせ、ワインの造り手が意図した味わいや香りを素直に感じる事ができるグラスのかたちを考究した賜物なのです。

この刺激的な体験は、ワインのことを深く知らなくても、どなたにでも簡単に楽しんでいただけます。

これは筆者の経験に拠る意見ですが、実は“グラステイスティング・セミナー”は、何度体験しても面白い、極上のエンターテインメントでもあります。古典落語のように、同じセミナーを何度経験しても面白く、その度ごとに新たな発見があります。ワイングラスが欲しいと思ったら、是非とも体験してみては? ヤミツキになるかもしれません。

グラステイスティング・セミナー予約 >

Author: 高山 宗東

  • 髙山 宗東muneharutakayama
  • ワインコラムニスト・歴史家・考証家・有職点前(中世風茶礼)家元

専門は近世史と有職故実。歴史的観点を踏まえてワインのコラムなどを執筆。
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